TM(超越瞑想)は能率と能力を自然に向上させる
TM(超越瞑想)中には、自分自身の内深い部分を体験します。そこは「想念の源」でもあります。毎日TMを行うたびに、私たちは心の奥深いところ、想念の源に触れます。では、そこには何があるのでしょうか?私たちにとって、その体験はどのような価値があるのでしょうか?マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの解説をご紹介します。
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「超越瞑想は簡単で自然な方法です。それは、私たちの「意識している心」を思考過程の内側深くへと導いていき、想念の源に至らせます。想念の源はエネルギーと知性の宝庫です。
(中略)エネルギーと知性という点で人を向上させるには、意識的な心が想念の源に到達して、そこで大きなエネルギーと知性に満たされる、というようにしさえすればよいのです。そのようにすれば、どのような人であってもその能力や能率をごく自然に向上させることができます。そのようにすれば、人生における能率や生産性や創造性を高め、しかもストレスや緊張を蓄積しない、そのようなチャンスをその人に与えることが可能になります。
この時代の人たちはストレスを蓄積しないように何かをすることが重要です。そうしないで、もし人が社会での責任が増したのを感じ、より多くの仕事をこなそうとしたら、どうなるでしょうか?
その人は次から次へと多くの仕事に取り掛かり、そしてその結果、ストレスや緊張をため込んで、ついには心臓病で倒れてしまうかもしれません。
(中略)人生で大きな向上や大きな達成を望んでいる人たちに、ぜひとも必要なことは、ただ活動を増すだけでなく、それと同時に能率やエネルギーをも増さなくてはならない、ということです。
私たちは多くのことを達成しようと夢中になって、ますます多くの活動を始めるのですが、もしバランスがとれていれば、つまり活動が増すのに比例してエネルギーと知性も増すのであれば、命を犠牲にしなくても活動を増大することができるはずです。」
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー